このお話は「プミちゃん、試食コーナーに行く」からの続きの話です。
「会社案内とプミちゃん」のちょこっと補足
面接待ちの時間というものは、何故かいつもより長く感じるものである。
さらに、他の応募者の面接時間が予定より長くなったせいで待たされる待ち時間というものは最悪だ。
その会話内容がどんなものであれ、待たされる側の人間は
(もしかしてめっちゃ会話が弾んでいるんじゃ・・・?)
という一つの不安が頭をよぎる。
そして、だんだんと不安は大きくなっていき、プレッシャーへと変わるのである。
プミちゃんもその例外ではなく、プレッシャーのせいで納得のいく受け答えができないまま面接を終えてしまった。
―――結局のところ、面接とは自分自身との戦いなのかもしれない。