このお話は「10話・会社案内とプミちゃん」からの続きの話です。
「後悔先に立たず」のちょこっと補足
全く調子がでなかった面接のあとにも関わらず、漫画のワンシーンを再現しだしたプミちゃん。
少し余裕な彼女の行動の裏に
(面接では上手く喋れなかった。でも、もしかしたら・・・面接官が、私の良さに気付いて採用してくれるかもしれない・・・)
という、他力本願な期待が透けて見えるのは気のせいだろうか―――。
「なぜ、俺はあんな無駄な時間を・・・」
このシーンをしばらく堪能したプミちゃんは、その後、デパートに寄ってスイーツを買ってから、家に帰ったのだった。
数日後、キッチリとプミちゃん宛に不採用通知が送られてきたのは言うまでもない。
後悔先に立たずとは、土星でも通じることわざなのである。