やってしまった…!スマホを水没させる前に知っておくべきだった予備知識

先日、というか昨日の話なんですが、自分の分身であるといっても過言ではない携帯を水没させてしまいました。

ユニクロで購入したリラコのポケットからスルリと落ち・・・「ポチャン」という小気味よい音をたてて水の中に。

最初、何がおこったか分からず、その光景を見て2.3秒ほど固まっていました。

人っていうのは、衝撃的な場面に遭遇すると動けなくなるんスね・・・。

で、先に結論を言いますと、ボクのスマホは今回の水没で復活することなく、完璧に逝ってしまいました。

なので、今回の大失態を踏まえた反省と、今後同じような出来事が起こった時、つまりスマホを水没させてしまった時に困らない対処法をご紹介しようと思います。

あ、その前に。

もしこの記事を水没したスマホなどの携帯で読んでいたら、即、携帯の電源を切り、パソコンなどの水没していない他の端末で見るようにしてください。

大切なことなのでもう一度言います。

水没したスマホは必ず電源を切って下さい。

では、今回のスマホを水没させてしまった反省点を紹介しましょう。

水没事故に備えて、最低限の予備知識は備えておく

今回の水没で、ボクの一番反省すべき点はこれかなと思います。

自慢じゃないですが、携帯を落として画面にヒビが入ったということが今まで一度もなかったのです。

なので、水没することなんて論外で、一生そんなことは起こらないと思っていました。

人生なにが起こるか分からないとはよく言ったものですね。

まだ携帯を水没させた経験が無い方は、これを機に水没させたときの予備知識を備えてください。

ズボンのポケットを過信しないこと

まさか、前回紹介した「男だけどユニクロのリラコを買ってみた」から、こんな流れになるなんて思ってもみませんでした。

スマホが水没するちょっと前に、ユニクロのリラコはポケットが付いてるから便利だわー、などと呑気なこと思いながらスマホをポケットに入れてました。

もうね・・・そのときのボクをブン殴ってやりたいです。

殴る人

ちなみに、ボクが愛用していたのはNexus5という機種で、ちょっと大きめのスマホだったので、今冷静に考えると、きちんとポケットにスマホ自体が収まってなかったのだと思います。

・・・ズボンのポケットを過信しない、というより、ポケットに入れた自分を過信しない、が正しいのかも。

以上、2点の反省点を踏まえ、次はスマホを水没させた時の対処法です。

これを知っていると知っていないでは、携帯を水没させたときの復活する確立は大きく変わると思います。

まだ一度も携帯を水没した事がなくて、対処法なんて知らないよーって方は必読です。

まず、携帯が水没したらやることです。

即、電源を切ること!

これは、風呂の浴槽とかトイレとか、プールとか、とにかく水没から救出したスマホで一番にやることは、電源を切る!ということです。

ボクは、水没してすぐに電源を切り、その後、タオルでスマホを拭いてしばらくそっとしておきました。

あの時の自分の行動に点数をつけるとするなら100点でしょう。

水分をタオルで拭きとること

スマホのカバーも取り外してスマホ内部の水分を拭いておきます。

この時、SIMカード・バッテリーも取り外しておきましょう。

ボクはスマホの外側だけをタオルで拭いただけでした。

Nexus5は簡単にカバーが外せない構造で、水没した時は出かける前だったこともあり、ゆっくりとカバーを取り外すことができなかったのです。

カバーを簡単に外せない構造ということは、逆に考えると、水も入りにくい構造なのでは・・・?と思いながら、家に帰ってから、カバーを取り外したところ、けっこう水が入り込んでいました。

後、水没先がトイレや海水などの場合は、一度、精製水で洗ったほうがいいみたいですね。

次に、水没したスマホでやってはいけない事です。

電源を入れないこと!

水没してから電源を切っても、2、3時間くらいたってくるとスマホの様子が気になってくるんですよね。

スマホも外見的には、水滴もついていないので、もう復活できんじゃない?と。

スマホの様子が気になったボクは、その誘惑に負けて電源ボタンを長押ししてしまいました。

これが、今回の水没事故で一番やってはいけないことでした。

スマホ自体は、起動せず無反応でしたが、そこから明らかにスマホが発熱しました・・・素人考えでも、あ、これなんかアカンやつや。って思いました。が、時すでに遅し。

水没したスマホの故障する原因の一つが、電源を入れたときにショートして、基板自体が破損することなのです。

なので、電源を切って、しばらくしてまた電源を入れるということも絶対にしてはいけません。ボクが良い見本で、スマホがもうウンともスンとも言いません。

ちなみに、充電もダメですよ。

水没したスマホをシェイクしないこと

耳に水が詰まった時、手で頭を叩きながら頭をシェイクして耳から水を出したりしますよね?

それと同じ原理でスマホに詰まった水を取ろうとしないでください。

スマホの内部に入った水が色んな所に広がります。

ちなみにボクは、軽くシェイクしました。

ドライヤーの熱風で乾かさないこと

スマホ自体が熱にあまり強くないのでやってはいけません。やるのであれば送風や冷風で乾かしましょう。

以上、スマホが水没したときにやってはいけないことでした。

最後は、復活させる方法ですが、2つあります。

プロに頼むか、自分でやるか。

ショップやメーカー、修理屋にもっていく(プロに頼む)

これは、復活する確立が一番高いと思います。

ですが、料金もそれなりにかかることを覚悟した方がいいでしょう。

また、修理で復旧できなかった場合でも手間賃はかかると思いますので、修理に出す前に事前に確認しておきましょう。

Nexus5は、修理店がiPhoneに比べて圧倒的に少なく、メーカーに問い合せました。

ボク「あの~、買ってからまだ半年しかたってないんですけど、保証とかは効くんですか?」

プロ「水没なので保証の対象にはならず全損扱いの修理になります」

ボク「・・・でも・・・お高いんでしょう・・・?」

プロ「7万弱程かかります」

ボク「・・・」

ちなみに、Nexus5が35000位だったので、本体価格の約2倍でした。

まあ、スマホにあるデータ代と思えばいいのでしょうが、ボクのデータにそんな価値はなく、新しく買うことを決意しました。

もし、お金は多少かかってもいいから修理に出す!って人は、水没してからの日数が、復旧率に大きく影響してくるので、早めに修理に出しましょう。

ジップロックと乾燥剤で水分を完全に乾燥させる(自分でやる)

もはや、水没した時の王道パターンらしいですね。

やり方は、スマホカバーを取り外し、内部の水分を拭きとった後にジップロックに、水没した携帯と乾燥剤を入れて2~3日放置し水分を完全に乾燥させます。

そして、スマホ内部の水分も完全に乾燥させたら電源を入れます。

これでダメなら、プロに頼むほうがいいかもしれません。

水没後のスマホ復旧お助けグッズを使う(自分でやる)

また、水没した後に個人で出来る復旧お助けグッズなども売っています。

例として一つ出すと魔法の液体「リバイバフォン リペアキット Reviveaphone RV-01」などがあります。

リバイバフォンで水没したスマホが復活できる理屈は、スマホ内部の基板についたミネラル成分を、リバイバフォンで除去することでスマホを復活させる、ということです。

なので、水没直後に電源のON・OFFを繰り返してしまい、ショートで基板自体が破損していた場合は、これでは復活できないと思います。(なので、ボクは試してません)

スマホの水没後の復旧は、時間との戦いですから、もしこういう製品を利用する場合は、水没してからの購入、という流れではなく、予備として一つ持っておく方がベターですね。

以上、長くなりましたが、スマホが水没させる前に知っておくべき予備知識でした。

簡単にまとめると、スマホが水没した時の重要なポイントは3つです。

  1. 電源をOFFの状態にし、バッテリー・SIMカードを取り外す
  2. 精製水でスマホ内部を洗浄し、不純物を取り除く
  3. 完全に乾かす

これだけを守るだけで復旧率は大分変わると思います。

今回の件で、ボクはスマホを水没させることの恐ろしさを学びました。

この教訓を生かし次回水没した時は故障させることがないようにしたいものです。

ちなみに、Nexus5が故障したので、またAmazonでNexus5を購入しました。

2代目Nexus5が到着するまでは、前回「初めてのSIMフリー代行(1)」で出てきた親父様のzenfone2をお借りしようと思ってます。

みなさんもスマホの水没にはくれぐれも気をつけましょう!それでは!

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