前回「14話・バローワーク相談室」で、どうすれば面接に受かることができるのかの助言をもらいに、バローワーク(地球でいうハローワークみたいなもの)へと相談しに行ったプミちゃん。
だが、軽い気持ちでアドバイスをもらいに来た彼女を待っていのたのは、圧迫相談だった。
なぜ圧迫されるのか分からないまま、急に始まった相談員の「何これ?」という質問に対し、「履歴書です」と素直に答えるプミちゃん。
さて、この後、彼女は良いアドバイスを貰えるのか?!
「圧迫相談」のちょこっと補足
就職のことを相談してもらいに行ったのに、なぜか唐突に始まる圧迫相談。
なんのアドバイスも貰えない魔の圧迫相談が終了したのは、プミちゃんがバローワークに入ってから、ほんの数分の出来事であった。
まったく状況が理解できないままバローワークから出てきた彼女の頭はただただ混乱していた。
そして、魔のバローワークを背に、重々しい足取りでヅタヤへと向かうプミちゃんだった・・・
だが―――。
ヅタヤに着いた瞬間、それはおこった。
漫画コーナーへと足を踏み入れた彼女は、一切の無駄が無い機敏な動きで、試し読み漫画を次々と制覇していったのだ。
いつの間にか日は暮れ、漫画の立ち読みだけで一日を消費したプミちゃんの顔は、この上なく満足気だった―――。
嫌なことがあっても、マンガを読んで忘れられる性格は、ある意味、プミちゃんの中で一番の強みなのかもしれない。